フランス駐在ベトナムのディン・トアン・タン大使 |
3日から5日にかけて、ファム・ミン・チン首相はフランス公式訪問を行いますが、この訪問はフランス・ベトナム戦略的パートナー協定を展開してから8年後、ベトナムと欧州連合との自由貿易協定が発効してから1年後にあたり、特別な意義を持っています。VOV=ベトナムの声放送局のインタビューに答えた際、フランス駐在ベトナムのディン・トアン・タン大使はこのように強調しました。
タン大使は「チン首相の今回のフランス訪問はあらゆる分野におけるベトナムとフランスとの関係を効果的に発展させるためのものである」と明らかにし、次のように語りました。
「今回の訪問に、チン首相はフランス首相と会談を行う他、フランスの他の指導者と会見を行います。これらの会談と会見で、双方は両国関係を強化する措置や直面している共通の試練への対応するための協力を強化する措置などについて意見を交換します。今回の訪問に、両国の企業が契約を締結します。また、チン首相はフランスの一流企業と会合を行い、両国の企業間の協力強化措置について話し合います。その他、チン首相はフランスの指導者と医療分野における協力について意見を交換します」
このように語ったタン大使は今回のフランス訪問にチン首相がフランスの製薬会社や医療研究所を訪れ、新型コロナウイルス感染症を含め、今後発生する各種感染病の予防対策における両国間の協力方向について意見交換すると明らかにしました。
ソース:VOV