会合で、チン首相は、「着実で持続可能な両国の貿易関係の発展を目指したい。今後、供給の多様化や投資における貿易デジタルトランスフォーメーション、科学技術の推進、双方の互恵的協力の強化に焦点を当てるよう」希望を表明するとともに、「ベトナムは双方の互恵性を基礎に、アメリカの企業や投資家に透明性の高い平等な経営環境を提供する」と再確認しました。

一方、ジナ・レモンド米国商務長官は、デジタルトランスフォーメーションやグリーン経済、サブラインチェーンの多様性をはじめ、ベトナムのビジョンと経済開発計画を高く評価すると同時に、「アメリカは、COP26＝国連気候変動枠組条約第26回締約国会議で出された排出量削減に関するベトナムの公約の展開期間中に際し、ベトナムと協力する意向がある。そして、ベトナムの新型コロナ収束後の経済回復を支援する」と強調しました。

この機に、チン首相と米国商務長官は、エネルギーやインフラ整備、情報通信などの分野の両国省庁・企業の協力覚書の調印式に立ち会いました。