5月25日、クアラルンプールで、マレーシアを公式訪問中のファム・ミン・チン首相は、マレーシアのアワン・アリ・バサ上院議長、およびジョハリ・アブドゥル下院議長と個別会見しました。
これらの席で、チン首相は2025年のASEAN議長国と第46回ASEAN議員会議議長国を務めるマレーシアの役割を高く評価しました。ベトナムとマレーシア関係について、チン首相は双方に対し、貿易取引総額200億米ドルの早期達成のため強い措置を実施するとともに、輸出入の円滑化、貿易障壁の抑制に取り組む必要があると提案しました。
チン首相とマレーシア側の指導者らは、各級代表団の相互訪問を継続的に促進し、既存の協力メカニズムや、協力合意を効果的に実施するとともに、国防、安全保障、海洋協力、教育などに関する重要な協定、合意書の交渉を早めに完了し、締結することで一致しました。双方はまた、両国の有名な観光スポットを結ぶ航空便の就航を奨励し、貿易、観光の促進に貢献し、両国民が相手国で生活、就労、学習するための有利な条件を提示することにも合意しました。
(VOVWORLD)