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チン首相、ケリー特使と会見

首相の活動を担当するVOVのレポーターによりますと、14日、アメリカ・ボストンで、アメリカを訪問中のファム・ミン・チン首相はアメリカのジョン・ケリー気候変動担当大統領特使と会見しました。
チン首相、ケリー特使と会見 - ảnh 1ファム・ミン・チン首相(右)とアメリカのジョン・ケリー気候変動担当大統領特使=Dương Giang/TTXVN

席上、チン首相は、「ベトナムは常に、アメリカを重要な相手国とみなし、『相手国の政治体制の相互尊重・安定・効果・実質』という原則に従って、アメリカとともに両国関係を発展させていきたい意向がある」と再確認しました。

また、「ベトナムにとって、気候変動への対応は差し迫った問題でありながら、ベトナムがグリーン成長にシフトするためのチャンスでもある」との見解を表明した上で、アメリカ側に対し、「財源や、インフラ、技術、人材育成などの面で、ベトナムを支援していくよう」訴えました。

一方、ケリー特使は、「アメリカはベトナムとの全面的パートナーシップを重視し、ベトナムが地域と世界、および、気候変動への対応を含め国際問題解決プロセスにおいて重要な役割を果たすことを支持している」と明らかにするとともに、COP26=国連気候変動枠組条約第26回締約国会議で出されたベトナムの公約に深い印象を表明しました。そのうえで、「今後も、アメリカ政府はベトナムの関連各省庁・機関と緊密に連携し、再生エネルギー開発や、温室効果ガスの排出量の削減、持続可能なインフラ整備などの分野で、ベトナムを支援していく」と確認しました。

ソース:VOV


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