首相の動静を担当する当放送局（VOV）のレポーターによりますと、第15期国会第5回会議を控え、14日午前、南部カントー市で、ファム・ミン・チン首相率いる同市選出の国会議員団は地元の有権者と会合を行いました。
席上、有権者らは、党と国家の路線、政策に対する信頼を表明するとともに、チン首相をはじめカントー市選出の国会議員団が有権者の関心事や、希望、要求などに応えることに尽力していることを高く評価しました。また、有権者らは企業開発や、雇用創出、持続可能な雇用維持、労働者の収入と生活水準の向上などに関する多くの提案を出しました。
一方、チン首相は有権者の意見に耳を傾けた後、関連各機関・部門に対し、「有権者の意見や提案などをまとめ、それらの問題を徹底的に解決するよう」指示するとともに、「今後も、政府はマクロ経済の安定化、インフレ抑制、貿易収支バラスの確保、政治安定の維持、安全保障と社会秩序の確保、国際統合の強化、新型コロナウイルス感染症の影響による被害克服、経営投資の強化、住民や労働者への生計確保・雇用創出などに関する目標の実現に力を入れていく」と明らかにしました。
また、「政府は『消費、輸出、投資』という 経済成長事業の3 つの原動力に集中し、労働者の住宅と文化生活を含む社会保障を確保する」と強調しました。この機に、チン首相カントー市に住む貧しい労働組合員と労働者にプレゼントを寄贈しました。
ソース：VOV