席上、発言に立ったチン首相は、オランダを含む外国の企業、パートナーに対し、開発投資、近代的技術移転、質の高い人材育成、ベトナムと国際統合の状況に見合った体制の完備などにおいてベトナムをサポートするよう提案しました。また、チン首相は、オランダの企業に対しベトナムの農業、ロジスティックス、グリーン転換、デジタルトランスフォーメーションなどの分野においてベトナムへの投資を拡大するよう求めました。

チン首相は次のように語りました。

「オランダの投資家はベトナムの党、国家、政府の主張を十分に理解し、実施済みのプロジェクトの経験を積み重ね、必要な事項を調整してもらいたいです。ベトナム政府は、皆さんとともに課題を解決する用意があり、行政手続きの改革、投資環境の改善などを行っています。我々が善意と決意を示すことで、国家、投資家、および国民の間の『調和のとれた利益、リスク共有』を基礎に、何でも解決できるからです」

この機に、チン首相は、ベトナムとオランダの企業による複数の協力文書の調印式に立ち会いました。

同日午後、ベトナム駐在のオランダ企業協会、およびオランダ･ベトナム商工会議所の代表との会合で発言に立ったチン首相は、「ベトナム政府は、オランダの企業がベトナムで長期的な投資活動を行えるよう好ましい条件を提示する」と強調しました。