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チン首相、アメリカの大手グループと会合

(VOVWORLD) -現地時間11日午後、ASEAN・アメリカ特別首脳会議への出席のためアメリカを訪れているファム・ミン・チン首相は、アメリカの大手企業やグループの指導者と会合を行ないました。

世界銀行専務理事(業務統括)であるアクセル・ヴァン・トロッツェンバーグ(Axel Van Trotsenburg)氏との会合で、チン首相は、「今後双方がエネルギー変換やデジタルトランスフォーメーション、高速道路や沿岸道路をはじめとする主要な交通インフラプロジェクト、ベトナムメコンデルタ地域や中部各地の気候変動対応プロジェクト、貧困解消、医療能力の向上などの分野に集中するよう」要請すると同時に、「ベトナムは世界銀行ベトナム事務所と連携して具体的なプロジェクトを早期に実施する」と明らかにしました。

また、ボーイング社のチーフ・ストラテジー・オフィサーであるマーク・アレン(Marc Allen)氏との会合でチン首相は、ボーイング社の成果をはじめベトナムとの前向きな協力を高く評価し、「ボーイング社のベトナムにおけるメンテナンス施設の早期設立ほか、長期的な協力を視野に入れ、ボーイング社がベトナムの航空会社を支援して既存の課題を解決するよう」訴えました。

そして、アジアグループやブラックストーン、GenX、AES企業の指導者との会合で、チン首相は「投資家に対し、ベトナムで発展の可能性がある風力や太陽光発電、潮力発電などの分野への投資を検討するよう」呼びかけました。


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