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チン首相 群馬県知事と会見

14日午後、政府本部で、ファム・ミン・チン首相はベトナムを訪問中の群馬県の山本一太知事と25社からなる企業代表団と会見しました。

席上、チン首相は同県の企業がベトナムに投資し、ビジネスを成功させるため、好ましい条件を提示すると強調するとともに、群馬県に対し、県内企業にハイテク・アグリカルチャーや加工・製造業、裾野産業などの得意分野でベトナムへの投資を促進することを働きかけるよう要請しました。

また、高度人材の育成、ベトナム人実習生と労働者の受け入れ、文化・草の根交流、教育協力、大学間の連携、DX=デジタルトランスフォーメーション、GX=グリーントランスフォーメーション、循環経済、シェアリングエコノミー、IT分野の人材育成などの分野での協力を促進するよう提案しました。

一方、山本知事は「投資や人材交流を進めるための具体的な提案ができ、大きな成果になった。首相と何度も会うことで群馬県の真剣度が伝わり、独自の地域外交につながる」と意義を強調しました。また、投資・貿易、デジタルトランスフォーメーション、人材育成、労働分野での協力を促進し、県内での「ベトナムフェスタ」を開催すると希望を表明しました。また、今後、ベトナムのパートナーと具体的な協力計画について話し合うとしています。

(VOVWORLD) 


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