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チン首相 東アジアサミットに出席

13日午前、プノンペンで、ASEAN=東南アジア諸国連合の加盟国と中国、日本、韓国、オーストラリア、ニュージーランド、インド、ロシア、アメリカが参加する東アジアサミットが開催されました。

サミットで発言に立ったベトナムのファム・ミン・チン首相は、持続可能な開発、貿易円滑化、サプライチェーンの確保を通じて経済回復を進める必要があると述べ、各国に対し、市場開放や国際統合、多国間主義の促進、自由で公平な包摂的貿易の促進を呼びかけました。

また、ASEANは東アジアサミットのほかの参加国に対し、ASEAN各国のデジタルトランスフォーメーション、グリーン成長、循環経済、エネルギー安全保障、食料安全保障、サイバーセキュリティなどを支援していくよう提案しました。

ベトナム東部海域(南シナ海)問題について、チン首相は、同海域問題に関するASEANの立場を再確認し、関係各国に対し、同海域を「平和・安定・協力・持続可能な開発の海」にするよう訴えました。また、東アジアサミットのほかの参加国に対し、ミャンマー問題の解決についてASEANを支援するよう提案しました。

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