チン首相(右)と山田大使(左) |
15日午前、政府本部で、ファム・ミン・チン首相は在ベトナム日本大使館の山田滝雄大使と会見しました。
会見で山田大使は、菅首相のメッセージを伝え、その中で、「日本政府がベトナムに新型コロナワクチン100万回分を無償で供与することは両国の深い友好の現れである。日本はベトナムを始め、国際社会と連携しパンデミックを乗り越えたい」と強調しました。また、山田大使は、ベトナムに進出している日系企業がベトナムの新型コロナワクチン基金に寄せている寄付金は390億ドン(日本円で1億9千万円)に達していると明らかにし、これからも増加するであろうとしています。
一方、チン首相は日本側に対し、ワクチンの生産技術移転を含むベトナムの新型コロナとの闘いを引き続き支援するよう訴えました。また、日本へのベトナムの農産物の輸出に便宜を図り、両国の貿易をさらに拡大するよう呼びかけました。そして、チン首相は、日本企業がインフラ整備を始め、ベトナムへの投資を強化することを奨励する方針であると明らかにしました。さらに、ビザを発給された人を始め、ベトナム人の実習生の受け入れを検討するよう提案しました。
ソース:VOV