会議でチン首相は、エネルギー安全保障と安定的な電力供給の確保は喫緊の課題だと強調しました。今後、ハイテク技術の開発や半導体チップの生産、大規模データセンターの建設、高速鉄道の整備などを進める方針で、電力需要が大幅に増えることから、電源開発が急務だと述べました。

ベトナム共産党政治局は先に、2030年までを対象とし、2045年を展望した国家エネルギー安全保障に関する決議を公布しています。

これを受けてチン首相は、ニントゥアン原子力発電所1号機と2号機のプロジェクトを適切なパートナーと速やかに進めること、そして2035年までに運転を開始することを指示しました。

またチン首相は商工省に対し、原子力発電に関する課題を解決するための制度と政策について、国会に決議を採択するよう提案することを求めました。

さらに、指導委員会のメンバーには、責任を持って任務を遂行するよう要請しました。

(VOVWORLD)