(VOVWORLD) - 6日午後、政府事務局でファム・ミン・チン首相は5日~7日にかけてベトナムを訪問していたUNESCO=国連教育科学文化機関のオードレ・アズレ事務局長と会見しました。
席上、チン首相は「文化発展を重視し、国の発展事業の推進力、および精神的基盤と見なしている」と強調しました。また、ベトナムはUNESCOの積極的で責任感あるメンバーとして、平和、協力、発展に向けての加盟国との協働を主体的に行うと表明し、2023年~2027年期の世界遺産委員会への立候補を明らかにしました。
さらに、チン首相は教育や教育インフラ整備、人材育成を常に重視していると強調し、UNESCOに対し、UNESCOをはじめとする多国間組織で活躍できるようなベトナム人材の育成を支援するよう要請しました。
一方、UNESCOのアズレ事務局長は「ベトナムはUNESCOの重要な一員である」との認識を強調し、今後、ベトナムがUNESCOの教育、文化、科学、通信分野における国際協力の促進や世界共通の課題解決に積極的に貢献していくよう希望を表明しました。