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チン首相 ASEAN・EU関係樹立45周年を記念する首脳会議に出席

現地時間の14日、ベルギーの首都ブリュッセルで、ファム・ミン・チン首相はASEAN=東南アジア諸国連合とEU=欧州連合との関係樹立45周年を記念する首脳会議に出席しました。
チン首相 ASEAN・EU関係樹立45周年を記念する首脳会議に出席 - ảnh 1首脳会議の様子=Vũ Khuyên/VOV

席上、発言に立ったチン首相は、「双方は目標を堅持し、考えを刷新し、断固として行動し、双方の利益とリスクの共有を原則にバランスの取れた開発のための戦略的パートナーシップを促進する必要がある」と強調しました。

チン首相は気候変動対応とグリーンで持続可能な開発に関するベトナムの公約を明らかにするとともに、EUに対し、ベトナムの水産物に対するIUU=違法・無報告・無規制漁業のイエローカードの早期解除とベトナム・EU投資保護協定の早期批准を支持するよう提案しました。

また、公正なエネルギー移行パートナーシップの枠組みの中で財政と技術を最大限に支援するほか、グリーンかつクリーンな新技術に関する知見の共有、イノベーションやデジタルトランスフォーメーション、グリーン経済の開発、循環経済などの分野での協力を強化するよう希望しました。

さらに、ASEAN とEUが平和を目的とし、対話とメカニズムを通じて、法の支配の原則と国連憲章、共通の価値を支持するよう提案しました。ベトナム東部海域(いわゆる南シナ海)に対するASEANの立場を再確認し、関係各国と協力してこの海域の平和、安定、協力、発展のために全力を尽くすよう求めました。

ウクライナの危機について、チン首相は、関係各側に対し、問題を国際法と「各国の独立・主権の尊重」という原則に従って平和措置で解決し、一般人の生命・財産と必要なインフラ整備の安全を確保するよう呼びかけるとともに、すべての国際紛争は各国の独立と主権を尊重しながら、国連憲章と国際法を基礎に解決すべきというASEANの終始一貫した立場を再確認しました。

会議では、ASEANとEUがこの45年間に達成した成果と今後の発展方向に関する共同声明が発表されました。

ソース:VOV


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