フランスのエマニュエル・マクロン大統領は、「フランスは国際社会におけるベトナムの地位や、役割、威信を高く評価し、ベトナムとの戦略的パートナーシップを重視している」と再確認しました。
党書記長の動静を担当する当放送局(VOV)のレポーターによりますと、20日、グエン・フー・チョン党書記長はフランスのエマニュエル・マクロン大統領と電話会談を行いました。
席上、チョン書記長は、「この電話会談は両国の指導者らが両国間の戦略的パートナーシップを重視し、両国間の協力を深化させていきたいことを示すものだえる」と強調しました。また、チョン書記長はマクロン大統領にベトナムの発展事業の成果を紹介するとともに、「独立・自主・平和・友好・協力・開発・国際関係の多様化と多角化」というベトナムの全方位外交政策を再確認しました。
チョン書記長によりますと、ベトナムとフランスとの関係は良好に発展し、両国は2018年に発表された共同宣言を効果的に展開しているということです。
一方、フランスのエマニュエル・マクロン大統領は、「フランスは国際社会におけるベトナムの地位や、役割、威信を高く評価し、ベトナムとの戦略的パートナーシップを重視している」と再確認するとともに、「今後も、ベトナムとともに歩んでいく」と明らかにしました。
マクロン大統領によりますと、今回のチョン書記長との電話会談は両国関係の長期的な発展を目指す措置について協議する重要なチャンスです。また、フランスはベトナムがEU=欧州連合との関係を強化することを支持しています。さらに、両国は、国防・安全保障や、経済、高校、エネルギー転換、科学技術、文化などの分野で協力を深化させていく必要があるとしています。
(VOVWORLD)