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タイグエン省の社会経済が好調に推移

この9か月間、北部山岳地帯にあるタイグエン省の社会経済は好調に発展し、域内総生産(GRDP)の成長率は7%を超えました。

この結果は、同省が自然災害や予測不可能な世界経済の状況による深刻な影響を受けたにもかかわらず、地元の経済の明確かつ持続的な回復を示しています。

タイグエン省の統計によりますと、工業部門が引き続き同省経済の柱となっています。第3四半期の鉱工業生産指数(IIP)は前年同期と比べて11.77%増、年初9か月累計では9.45%増となりました。衣料品の製造、金属、ゴム・プラスチック製品、自動車の製造など、多くの分野で二桁成長を記録しています。これらの数字は、企業共同体が生産ペースを維持し、規模を拡大し、活動効率を向上させる努力を示しており、地元の経済の持続的な成長基盤の強化に貢献しています。

この9か月間、タイグエン省の輸出入総額は387億米ドルを超えました。そのうち輸出額は237億米ドルに達し、前年同期と比べて8.23%増、全国の34の地方の中で第6位を維持しています。FDI=外国直接投資の伸び率が8.35%増となり、タイグエン省の輸出活動における牽引役としての役割を裏付けています。
FDI=外国直接投資プロジェクトの誘致については、9か月累計で、省内に16件の新規プロジェクトが承認され、総投資額は1億6,980万米ドルに上りました。新規FDIプロジェクトは主に、電子部品の加工・製造、精密機械、裾野産業の分野に集中しており、産業構造の多様化と生産能力の拡大に貢献しています。
この9か月間で達成された結果は、タイグエン省の経済の力強い回復を示すだけでなく、北部山岳・丘陵地域における工業・輸出の中心地としての役割を改めて証明しています。

(VOVWORLD)


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