この新路線の開設は、中東と東南アジア、そしてベトナムとの間の貿易・観光の促進に向けた重要な一歩とされています。
2日夜、アラブ首長国連邦・ドバイ発のエミレーツ航空の初便が、333人の乗客を乗せて中部港湾都市ダナンのダナン国際空港に到着しました。これは、エミレーツ航空によるドバイ～バンコク～ダナン間の定期路線の初便で、今後は毎週月曜、水曜、金曜、日曜の週4便が運航される予定です。
この新路線の開設は、中東と東南アジア、そしてベトナムとの間の貿易・観光の促進に向けた重要な一歩とされており、貿易や投資、経済・文化交流の機会を広げるとともに、ダナン市の国際的知名度の向上にも寄与すると期待されています。
また、この路線は、ベトナムと中東の往来需要に応えるだけでなく、ドバイを経由して、イギリス、フランス、ドイツ、ロシア、さらにはカタールやサウジアラビアなど湾岸諸国を含むヨーロッパ市場とも結びつく利便性の高い国際ネットワークとなっています。
ダナン市文化スポーツ観光局のタン・バン・ブオン副局長は、次のように述べました。
（テープ）
「今回の新路線は、エミレーツ航空との連携により実現したもので、高品質な旅客ニーズに応えるものです。また、ダナン市では官民が連携し、観光関連の製品・サービスの整備やエコシステムの構築に注力してきました。中東やヨーロッパ市場からの質の高い観光客の誘致は、ダナン市の観光業の発展方針および市場の多様化戦略に合致しています」
(VOVWORLD)