今回の訪問に際し、両国の省庁、機関、地方の間で約40件の協力文書が署名される予定であり、今後の実質的な協力の推進に向けた重要な土台となることが望まれています。
11日、ブイ・タイン・ソン副首相兼外相は、トー・ラム党書記長およびルオン・クオン国家主席の招待を受け、4月14日と15日の両日、予定されている中国の習近平総書記・国家主席のベトナム訪問にあたり、記者団のインタビューに応じました。
ソン副首相は、この訪問が両党・両国にとって重要な外交政治イベントであり、二国間関係の発展に戦略的かつ長期的な影響を与えるものであると強調しました。
訪問中、習近平総書記・国家主席は、トー・ラム書記長およびルオン・クオン国家主席との首脳会談を行うほか、ファム・ミン・チン首相やチャン・タイン・マン国会議長とも相次いで会見し、両国関係の今後の方向性や具体的な協力のあり方について幅広く意見交換を行い、その他の重要な外交活動にも参加する予定です。
また、ソン副首相は、ベトナムの党と国家の指導部が今回の訪問に大きな期待を寄せていると述べました。具体的には、ハイレベルな戦略的対話の強化、各分野における協力の主要な方向性と重点分野の明確化、協力の質・効率・持続可能性の向上、領土・国境問題の適切な解決、海上問題に関する意見の相違の管理・調整についても、ハイレベルの共通認識に基づき、取り組みを進めていくことが期待されています。
さらに、今回の訪問に際し、両国の省庁、機関、地方の間で約40件の協力文書が署名される予定であり、今後の実質的な協力の推進に向けた重要な土台となることが望まれています。
(VOVWORLD)