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ソン副首相兼外相、米国で複数の二国間会見を実施

ブイ・タイン・ソン副首相兼外相は、未来サミットと第79回国連総会に出席するため訪米中の9月22日、ニューヨークで複数の外交会見を行いました。

キューバのブルーノ・ロドリゲス外相との会見では、ベトナムがキューバとの特別な関係を重視し、さらなる発展を望んでいることを強調しました。また、トー・ラム党書記長・国家主席の近日中のキューバ訪問が、両国関係の新たな節目となると期待を表明しました。両外相は、高レベルの合意の実施や対話・協力の促進、来年のベトナム・キューバ外交関係樹立65周年記念行事の実施について合意しました。

ラトビアのバイバ・ブラゼ外相との会見では、ソン副首相兼外相は国連機関へのベトナムの立候補支持を要請しました。また、(EVIPA)EU・ベトナム投資保護協定の批准促進や、EC欧州委員会によるベトナムの水産物輸出に対する「イエローカード」の早期解除への支援を求めました。両国は経済・貿易・投資協力の推進や文化交流の促進、新たな外務省間覚書の検討で一致しました。

ウズベキスタンのバフティヨル・サイドフ外相との会見では、経済、貿易、教育・訓練に加え、デジタル変革やグリーン変革、エネルギーなどの新分野での協力深化で合意しました。双方は経済・貿易・科学技術協力に関する政府間委員会の第8回会合の早期開催も決定しました。

最後に、ミャンマーを担当する国連事務総長特使のジュリー・ビショップ氏との会見では、ソン副首相兼外相はベトナムが特使の取り組みを支持し、ミャンマー問題の平和的解決に向けて協力する用意があることを表明しました。ベトナムが関係国と積極的に意見交換を行い、対話と和解を促進し、ASEAN東南アジア諸国連合の5項目合意の実施を支援していく方針を強調しました。

(VOVWORLD) 


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