会見で、ズン副首相は、民間経済セクターの発展、自由貿易区の開発、中国、とりわけ浙江省寧波市の改革開放政策などに関する知見を共有したいとの意向を表明しました。

一方、湯飛帆市長は、ベトナムと中国との包括的な戦略的パートナーシップが引き続きさらに力強く発展していくと確信しました。

この機に、ズン副首相は、浙江省寧波自由貿易試験区を視察し、寧波自由貿易区の指導者と会合を行いました。席上、ズン副首相は、ベトナムが民間経済セクターの発展を推進する方針であることを明らかにするとともに、寧波自由貿易区の指導者に対し、自由貿易区の開発に関する政策、モデル、経験などを共有してくれるよう要請しました。

これに対し、寧波自由貿易区の指導者は、寧波自由貿易区が深水港の優位性、卓越した工業生産能力、広範な貿易・投資連携ネットワークにより、運営開始からわずか4年余りで、年間1000万個以上のコンテナを輸送し、200カ国・地域と貿易関係を持っており、2300件あまりの外国投資プロジェクトを誘致していることによって地元の経済成長に大いに貢献してきたと明らかにした。

(VOVWORLD)