スリランカのアヌラ・クマラ・ディサナヤカ大統領が4日午前、ハノイに到着しました。これはルオン・クオン国家主席の招きによる国賓訪問で、あわせて国連ウェーサーカ祭にも参加する予定です。
この訪問は、スリランカの国家元首によるベトナム訪問としては実に16年ぶりとなります。また、ディサナヤカ大統領にとっては昨年9月の就任以来、初めてのベトナム訪問となります。
今年はベトナムとスリランカが外交関係を樹立してから55周年の節目の年にあたります。今回の訪問は、両国が半世紀以上にわたる協力関係を振り返るとともに、今後の友好関係をさらに発展させるための重要な機会となります。
両国は今回の訪問を通じて、新たな国際情勢のもとで両国の利益に沿った協力関係の強化を目指すとともに、アジア地域全体の平和と発展にも貢献することが期待されています。
ディサナヤカ大統領は5月6日までベトナムに滞在し、ハノイで開催される国連ウェーサーカ祭の行事にも参加する予定です。
なお、ウェーサーカ祭は、釈迦の誕生・悟り・入滅という三大仏事を祝う行事として、1999年に国連によって公式に認定されました。
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