最近、ホーチミン市の23/9公園で開催されたサーカス・ガラ2012年は最初のショーから多くの特色で精巧で魅力的で、かつ新しいレパートリーがあったことですぐに観客に大きな賞賛を受けた。
サーカス・ガラ2012年にはベトナムサーカス連盟、ハノイサーカス団、ホーチミン市のサーカス団からの約30名のアーティストが参加して、キューバ、中国、イタリアなどの国際サーカスフェスティバルで多くの賞を受賞した12の優れたサーカスレパートリーを演じた。典型的なのはハンドのパワー、ニシキ蛇の演技、スパイダーマンスイング、リングの演技、テラコッタ製のポットの演技、お手玉などであった。
サーカス・ガラ2012年を見て、観客は特にホーチミン市のサーカス団のジャン・クオク・コ氏とジャン・クオク・ニャップ氏という二人の兄弟アーティストの「ハンドのパワー」技に感銘を受けた。この二人のアーティストの多くの演技は危険すぎて観客が息詰まるようにさせた。サーカス場内の空間は彼らのアクロバティックな動きや二人の頭と頭での倒立で階段上りなどで熱くなったようである。この演技は一流の国際サーカスフェスティバルにて3つの金メダル、2つの銀メダルを獲得したそうである。
ハノイサーカス団は今回のサーカス・ガラに多くの新しいレパートリーを持ってきた。典型的なのは「リングの演技」である。このレパートリーを演奏したのは二人のアーティストがいた。男性アーティストは大きなリングを額に乗せて軸の役割をし、女性アーティストはそのリング上で壮大なを演技した。
南部の観客に一番同情を引いたのは「テラコッタ製の壺の演技」を演じた若いアーティストのタンソ氏である。彼は巨大な壺で独自の演技した。活気のある「リー・グア・オ」という南部民謡のベースで、巨大な壺は突然非常に軽くなったように彼の体の上で踊るようになった。
ニシキ蛇の演技で、トン•トアン・タンアーティストはタック・サイン氏に変身して、怖い鬼女と戦った。この演技で、トン•トアン・タンアーティストは巧みに伝説まみれのおとぎ話を語って、観客に強い好奇心と興味をもたらした。
ビック•リエンアーティストは「少女はリングを横に振る」レパートリーを介して、身体の恵みで熟練した美しさで視聴者を完全に征服した。彼女が数十のリングを制御して体の周りに光のリングを形成していることを見て、誰もが賞賛せずをえなくなった。この演技で、ビック•リエンアーティストは多くの輝かしい賞を受賞し、その中で、国内のサーカスフェスティバルの金メダルと国際サーカスの特別賞があった。
若手アーティストの「皆で自転車に乗る」演技は新しいものではないが、それでも技術的な妙技、コーディネーション能力、エキサイティングな雰囲気により、観客に興奮感を与えた。また、同プログラムは、ダック・ニャン氏とタン・ズオン氏という二人のエンターテイナーの面白くてエキサイティングなお笑いコメディーでさらに楽しくなった。
タンソンアーティストは「テラコッタ製のポットの上演」レパートリーを演奏していた。

観衆はコメディアンと一緒に共演することを招待された。

各アーティストは少年の観客との交流。
最初のショーだが、サーカス·ガラ2012年は観客からの特別な応援を受け取った。
今回のガラを介して、ベトナムサーカスが現在新しい進歩を遂げていることが見られた。多くのサーカス団は魅力的で、精巧で、高い技術的要件を必要とするサーカスのレパートリーへの投資と演出に成功した。
初めて開催されたにも関わらず、GALA2012年は全国の有名なサーカス団とアーティストが公衆にベトナムのサーカスの特徴並びに特色のある演技を紹介する機会となった。また、これもアーティストが互いに交流・学び・経験を交換することができる機会でもあった。今回の開催の成功により、主催ボードはベトナムのサーカス業界がさらなる発展の機会を作るために、サーカス・ガラを毎年定期的に開催を実施する予定である。
文:グエン・オアン
撮影:グエン•ルアン