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サパで国際山岳マラソン大会2018

9月21日から23日にかけて、北部山岳地帯ラオカイ省、サパ県で現地人民委員会は国際山岳マラソン大会2018を開催しました。
この大会には54の国と地域から3100人の選手が参加しました。
サパ山岳マラソンはベトナムで最も危険なランニングコースであり、山を越え、谷を越え、そしてジャングルや棚田さえも越えるウルトラ・マラソンでした。この大会に参加した選手は全員プロのマラソン選手です。
競技種目は100km、70kmのウルトラ・マラソン、42kmのコース、そして21kmのハーフ・マラソンがありました。組織委員会はそれぞれのコースで高い業績を収めた選手36人に1等、2等、3等賞を授与しました。100kmのコースでベトナムのグエン・ティエン・フン選手とシンガポールのエベリン・レク選手が、70kmのコースでベトナムのグエン・シ・ヒエウ選手と香港のNgon Sin Fan選手が、42kmのコースでルーマニアのアンドレイ選手とイギリスのサラ・イストン選手、そして21kmのコースでラオカイ省出身のバン・ティ・マイ選手とレ・バン・トゥアン選手が最も高い成績を収めました。
閉会式で、組織委員会の代表はベトナムの慈善組織協会ニューボーン、及びサパ県の貧困者向けのチャリティ・ハウスの建設計画にそれぞれ4億4千万ドン、約212万円の支援金を渡しました。これは国際山岳マラソン大会2018に参加した選手から寄せられた寄付金です。
なお、このマラソン大会はサパで開催される年次活動です。これまで6回にわたり、行なわれてきたこの大会は年を追って規模が拡大され、質が向上しています。これは地元の観光ピーアールや観光客の誘致を推進するチャンスとしています。
ソース:VOV

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