ニュース

サイバーセキュリティに関する法整備を推進

10月31日ハノイで開催中の第15期国会第10回会議で、国会議員らは、サイバーセキュリティ法を含むいくつかの法案について提案説明と審査報告を聴取し、議論を行いました。

今回のサイバーセキュリティ法案は、2015年のネットワーク情報安全法と2018年のサイバーセキュリティ法の統合を基本として作成されています。その中には、新時代の科学技術の飛躍的な発展により、社会に大きな影響を与える喫緊の課題に関する規定が追加されています。中部ザーライ省選出のロ・チャム・Hフィック議員は、次のように述べました。
(テープ) 
「この統合により、ネットワーク利用時に行ってはならない行為に関する非常に具体的な規定が示されます。また、ネットワーク上で、自らの行為が自身や法律にどのように影響するかを主体が知るための抑止力のある措置も盛り込まれています。これにより、前向きな成果が生み出され、サイバー空間に関する取り組みを進める上での法的基盤となることを期待しています」
ハノイ市選出のタ・ディン・ティ議員は、次のように語りました。
(テープ) 
「詐欺の実行者は、常にサイバー空間で漏洩した個人データを利用して犯罪行為を行っています。したがって、2025年のサイバーセキュリティ法が個人データの保護を重点的に強化することは、新しい状況に完全に適切かつ正しい方向性です」
このサイバーセキュリティ法案は、今国会での採択が予定されています。

(VOVWORLD)


top