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コントゥム省 セダン族のコミュニティベースドツーリズムを開発

2日午後、中部コントゥム省コンプロン県ヴィロゲオ村で、同省は、ヴィロゲオ村をコミュニティベースドツーリズムの村として認定し、ヴィロゲオ観光協同組合を発足させる式典を行いました。
コントゥム省 セダン族のコミュニティベースドツーリズムを開発 - ảnh 1ヴィロゲオ村の集会所

ヴィロゲオ村の人口は約300人で、全員は少数民族セダン族です。この村は、様々な動物や植物が生息している森林に囲まれており、その中で珍しい蘭が多いことから「蘭の天国」と呼ばれています。蘭は森林に生息しているだけでなく、村の道端や家の周りにも植えられています。また、山奥にあるヴィロゲオ村はセダン族ならではの建築や文化を保っていることで知られています。

こうしたヴィロゲオ村は観光客の注目を集めており、この村をコミュニティベースドツーリズムの村にする計画は3年前に立案されました。コンプロン県人民委員会のファム・ヴァン・タン副委員長は次のように語りました。


「私たちは、村の世帯それぞれに行って伝統文化の保存の重要性を説明しました。また、村人に観光に関する知識を教えました。そして、観光客のニーズに応えるために、数世帯からなる野菜栽培グループや、家禽飼育グループ、豚飼育グループ、調理グループを設立しました。観光客に提供する料理はすべて、地元の原材料から作られなければならない方針です」

コンプロン県はこれから、観光サービスの質を高めるとともに、錦織や編み物などセダン族の伝統的な産業の復元を図るとしています。

ソース:VOV


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