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ゲイツ財団、世界のポリオ根絶事業に12億ドル拠出へ

「ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団」は16日、世界のポリオ(小児まひ)根絶に向け12億ドルを拠出すると表明しました。
ゲイツ財団、世界のポリオ根絶事業に12億ドル拠出へ - ảnh 1(写真:AFP/TTXVN)

ポリオの治療法は分かっていませんが、3回のワクチン接種でほぼ100%予防できます。パキスタンとアフガニスタンが最後の流行国で、政府や基金が根絶に努めています。

ただ、世界保健機関(WHO)で米州を統括する汎米保健機構(PAHO)が先月、ブラジル、ドミニカ共和国、ハイチ、ペルーでポリオが再び流行するリスクが極めて高いと発表しました。米ニューヨーク州でも下水からポリオウイルスが検出され、州は住民へのワクチン接種を加速しています。このほか、ロンドンとエルサレムでも感染が確認されています。

18日には、ドイツのほか、政府・国際組織によるプロジェクトである世界ポリオ根絶イニシアティブ(GPEI)が新たな発表を行う予定です。ゲイツ財団はGPEIに参加しており、これまでに約50億ドルを寄付しています。(ロイター)


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