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クアン主席、トランプ米大統領の歓迎式典を主宰

既にお伝えしましたように、チャン・ダイ・クアン国家主席の招きに応え、アメリカのトランプ大統領は11日から12日までのベトナム国賓訪問を行いました。12日午前、ハノイで、クアン主席はトランプ大統領の歓迎式典を主宰しました。
これは、トランプ大統領による初のベトナム訪問です。また、就任後、一年以内に行われたこの訪問は、ベトナムとの関係の重要視、二国間の協力強化の意欲を示すものです。

歓迎式典の後、クアン主席はトランプ大統領と会談しました。席上、両者は、二国関係をより実質的かつ効果的に発展させること、とりわけ経済・貿易・投資分野での関係を全面的パートナーシップの中心的な課題、原動力とする措置などについて討議しました。また、各レベルの代表団の相互訪問を頻繁に行うこと、現行の協力メカニズムの効果性を高めることで一致し、新規協力メカニズムの設立を検討するとともに、戦争後遺症の克服や草の根外交、科学技術、教育養成、安全保障・国防などの分野における協力を強化することでも合意しました。

さらに、クアン主席とトランプ大統領は「両国は、アジア太平洋地域の平和、安定、協力と発展の維持、国際法の尊重で共通利益を分かち合っている」と強調すると共に、国際場裏において行動を協調していくことで合意しました。

そして両者は、ベトナム東部海域の安全保障、航行自由の必要性を強調するとともに、国際法を基礎にこの海域を巡るあらゆる紛争を平和措置で解決し、DOC=海上行動宣言を遂行し、COC=海上行動規範を早期締結することを訴えました。

なお、会談後、クアン主席とトランプ大統領は共同記者会見を行い、越米共同声明を発表しました。
ソース:VOV

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