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カンボジア与党・人民党、上院選圧勝へ=強権で野党抑え込む

カンボジアで25日、上院(定数62)選挙が行われました。 強権姿勢を強めるフン・セン政権は昨年11月、政権転覆を図ったとして最大野党・救国党を解党に追い込んでおり、与党・人民党の圧勝は確実な情勢です。人権団体は「国民の意思が選挙に反映されない」と反発しています。 在任期間が33年に達したフン・セン首相は上院選の結果を7月の下院選の勝利につなげ、政権をさらに長期化させる考えとみられます。 上院選は間接選挙で行われ、58人を下院議員123人と全国の地方議員1万1572人の投票で選出します。残る4人は国王と下院が2人ずつ指名します。公式結果の発表は3月以降になる見通しです。 ソース:VOV

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