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カントー市でフン王を祀る神社が落成

6日夜、南部カントー市でベトナム建国の祖フン王を祀る神社の落成式が行われました。
カントー市でフン王を祀る神社が落成 - ảnh 1

式典の幕開けに、グエン・スアン・フック国家主席は線香を手向け、何世代にもわたる子孫の功績を振り返り、カントー市でフン王を祀る神社の建立は建国の祖の恩に報いることが狙いで、ベトナム民族の独立、自強、完全な自立を示すと強調しました。

また、カントー市に対し、この神社の管理、保存に力を入れ、地元の歴史・文化遺跡と連携させ、観光スポットとして利用するよう要請し、次のように語りました。


「フン王を崇拝する信仰は各世代にわたって受け継がれるベトナム人の特別な無形文化遺産となり、建国の祖の恩に対する後人の感謝の気持ちを表わしています。また、国の繁栄と国民の安穏、恵まれた天候、民族の団結を祈るためのものです。民族の数千年もの歴史においてこの信仰が受け継がれ、ベトナム国民が困難と試練を乗り越え、平和を獲得し、開発を推進するための原動力となっています」

なお、フン王の神社の建設工事は2019年に始まり、本プロジェクトの敷地面積は約3・9ヘクタールに及んでいます。

ソース:VOV


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