ベトナム中部では豪雨と洪水が続いていましたが、カインホア省では21日、夜までに雨が弱まり、5日以上、続いた浸水も徐々に引き始めています。住民は長期間の冠水被害のあと、家屋の片づけを始めています。
一方、高原地帯ダクラク省では依然として大雨が降り続き、深刻な影響が出ています。各部隊は夜通しで住民救助にあたっています。同省人民委員会のタ・アン・トゥアン委員長は次のように述べました。
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「住民のもとにほぼ到達できた地点もありますが、最終的には入れませんでした。人民武装部隊は大型のカヌーなど、あらゆる手段を使いましたが接近できませんでした。今夜からあすにかけて、なんとしても接近できるよう全力を尽くします。また、水が引いた後の感染症の発生を防ぐため、国防省に引き続き支援をお願いしたいと考えています」
21日夜、グエン・ホア・ビン常務副首相も政府代表団とともにダクラク省を視察し、現地で応急対応と復旧作業を指示しました。
(VOVWORLD)