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カインホア省で ガクマ事件35周年を記念

(VOVWORLD) - 今年の3月14日は、ベトナム人民海軍の士官と兵士64人が中部カインホア省にあるチュォンサ群島に属するガクマ島を守る戦いで犠牲になってから35周年となります。

13日夜、同省、カムラム村にある犠牲者記念館で当時の士官と兵士を偲ぶ儀式が行われました。

席上、チュオン・タン・サン元国家主席と地方行政当局、軍隊らは灯篭流しや焼香などを行いました。この機に、組織委員会は犠牲者の遺族に激励品、学生に奨学金、漁民に国旗を渡しました。カインホア省労働連盟のブイ・ホアイ・ナム議長は次のように明らかにしました。

(テープ)

「これは祖国の海域を守る戦いで犠牲になった64人の士官、兵士を偲ぶ儀式で、地元の幹部ほか、国内各地の人民の謝意を表すものです。本活動を通じて、各レベルの労働組合は功労者の恩に報いる活動を促進しています」

また、中部港湾都市ダナンのカイチャウ区でも士官、兵士の冥福を祈る儀式とガクマ島での戦い35周年を記念する式典が行われました。ダナン市のチュオンサ群島の軍人連絡会の会長は次のように話しました。

(テープ)

「祖国のために犠牲になった兵士の英霊を前に祖国、中でもチュオンサ群島の防衛に全力を尽くすと誓います。また、各世代のベトナム人は犠牲者の功労を永遠に記憶しなければなりません」

なお、ガクマ島はベトナム中部カインホア省チュオンサ県チュオンサ群島の西南にあり、1988年、中国は武力行使で、この島を不法に占領しました。


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