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ガン国会議長 欧州委員会副委員長と会見

5日、ハノイで、ベトナムのグエン・ティ・キム・ガン国会議長が、ベトナムを訪問中の欧州委員会副委員長兼欧州連合外務・安全保障政策上級代表フェデリカ・モゲリーニ女史と会見しました。
ガン国会議長 欧州委員会副委員長と会見 - ảnh 1 ガン議長(右)とモゲリーニ女史(左)
会見で、ガン議長は、「ベトナムは常に、EU欧州連合を最も重要なパートナーと見なしている」と述べ、この間、ベトナムとEUの指導者による相互訪問や、双方の協力強化を目指す多くの合意書の調印式が行われていることは、双方の協力関係に強固な基盤を作り出していると強調しました。また、ベトナム国会は6月にILO=国際労働機関の団結権と団体交渉権条約、いわゆる、第98号条約の締約に関する決議案を採択したほか、ILOの第108号条約と第87号条約の締約を検討していると明らかにし、「これは、ベトナムEU自由貿易協定に定められている労働基準に関する公約の履行に対するベトナムの取り組みの表れである」と述べました。
一方、モゲリーニ女史は、「今回の訪問はEUとベトナムの関係の深化に貢献するであろう」と述べ、ベトナムは、ASEAN諸国の中で、EUと最も多くの協定などを締結している国であると明らかにしました。
ベトナム東部海域(南シナ海)問題について、モゲリーニ女史は、航行の自由と国際法の順守というEUの立場を再確認し、これは2国間の問題ではなく、地域と国際社会が関心を寄せている問題であると明らかにしました。
ソース:VOV


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