ベトナムとの友達

エルベ・ロドリゲス氏の食文化物語

フランス人、エルベ・ロドリゲス氏はシンプルな情熱を抱いてベトナムにやって来てレストランを開き、彼の料理は文化の物語を語っています。ミシュランの星を獲得したシェフの彼は、国際的な料理の地図を新しく塗り替える旅路でインスピレーションが満ち溢れ、多くのメニューを創作し、ベトナム料理の物語を書き続けています。

エルベ・ロドリゲス氏は国際的なミシュランの星を獲得したCEO兼シェフです。彼はベトナムに来て、ホーチミン市にエルベ・ダイニングルームレストランをオープンしました。彼は料理とは食を楽しむだけでなく、各国の文化的美しさでもあるので、すべての人に料理の傑作をもたらさなければならないという信念を持っています。また、ベトナムのシェフたちを訓練して、心のこもった、愛に溢れた、人生の物語から書かれた料理を顧客に提供することに専念できるような才能あるシェフに育てることにも情熱を注いでいます。すべての料理の背後には熱意溢れるシェフがいます。

 

「多くの手、ひとつの傑作」をスローガンに、エルベ・ロドリゲスシェフとベトナムのキッチンチームが、新鮮なベトナムの野菜と果物の味がするダイニングルームレストランのアイデンティティを作り上げ、ユニークな傑作を生み出しました。

 

フランス人シェフ、エルヴェ・ロドリゲス氏の写真(20226 )

卵を使った料理の作るエルヴェ・ロドリゲス氏。

卵を使った料理を作るエルヴェ・ロドリゲスシェフ。

料理が完成した後、食材や作り方をお客様やシェフに説明する

エルベ・ロドリゲス氏。

シェフのエルベ・ロドリゲス氏の経験から学ぶ若いシェフたち。

シェフのエルベ・ロドリゲス氏と交流するシェフと顧客。

エルベ・ロドリゲス氏はフランスのマサ・レストランで成功し、味のオペレーターと呼ばれていました。卓越した料理の腕で、常に新しい料理を創造的に開発してきました。彼の料理「パーフェクトエッグ」はミシュランの星を獲得したことから、世界有数の料理ハンドブックにも掲載された人物です。最近、エルベ・ロドリゲス氏はベトナムの料理フェスティバル「卵からの創造性」で卵のメニューを披露しました, 彼の料理は多くのシェフとベトナムの人々にインスピレーションを与えると共に「ベトナムファミリーデー」においてすべての人に愛を届けました。

ベトナム文化の愛好家、ヘルベ・ロドリゲス氏はミシュランガイドにベトナム料理の宣伝をし、このことが世界の料理地図におけるベトナム料理の位置を確かなものにしたことにより、ベトナムのハノイ・プロフェッショナルシェフ協会と世界スーパーシェフ協会から越・仏文化交流大使として招待されました。

ヘルベ・ロドリゲス氏は単なるシェフではなく、ベトナムに住んで働き、レストラン経営のCEOでもあります。ベトナムで多くの有名なレストランを開き、多くの若いシェフを直接訓練して国際的な料理技術を身につけさせ、伝統的なベトナム料理を尊重してきました。

ヘルベ・ロドリゲス氏の得意とする料理には、自然の野菜と果物の食材の色を組み合わせるセンスと才能が伺われます。ベトナム特産の香辛料を一品一品丁寧に添えています。そして、どの料理も興味深い物語のある芸術作品です。例えば、カニのバインミーでは柔らかいパンにロブスター・ソースとフー・コックのコショウを組み合わせ、豆のサラダを添えています。彼はフー・コックの胡椒畑を訪れるためにキエン・ザン省を旅行していました。

シェフのエルベ・ロドリゲス氏が作った卵を使った料理。

フーコックの青唐辛子の新鮮さと素晴らしい味、彼は料理に新鮮な魚介類とメコンデルタの心のこもったスパイスなどのベトナム・フーコックの特産品を物語のように表現しています。また、ロブスターのホタテは豚肉のピクルスとスパイシーなトマトソースを混ぜて、ターメリック・ライスを添えます。彼にとっては子供の頃の思い出の料理です。

ヘルベ・ロドリゲス氏は世界中のおいしい味を常に探求し、発見していますが、それでもベトナムの食材を尊重することを忘れていません。彼にとって、外国人観光客とベトナムをつなぐ文化的な架け橋となるエルベ・ダイニングルームレストランは、新しい料理を発見する冒険の場でもあります。新鮮なベトナム料理と世界のシーフードを調和させて、お客様にユニークな体験を提供します。彼はまた、ベトナムの天気と気候を深く理解し、地元ならではの旬の食材を使用しています。

ベトナムの農産物から生鮮食品を選ぶことはエルベ・ロドリゲス氏のいつものやり方で、そこからミシュランの星を獲得したシェフのスタイルで料理の創作にインスピレーションを得ています。彼は「果物の料理を味わうにはその周りの自然を感じ、慈しむために季節に合わせることが必要です。それはまたベトナムの生活環境を愛する一つの方法でもあります」と述べました。

フランスで育ち、ミシュランの星を獲得したシェフ、エルベ・ロドリゲス氏は多様で独特な東南アジア料理への愛情から、過去10年間、ずっとベトナムに住み、自分の故郷のようにベトナムを愛しています。エルヴェ・ダイニングルームレストランはベトナム料理と世界の料理の創造性を、ベトナムに来た世界の料理を愛する人々に提供したいという彼の熱意の証です。現在、彼は料理を開発し、ベトナム料理を国際料理ガイドに掲載されるように伝統的なベトナム料理の特色を探求しています。

文:ビック・ヴァン

写真:タイン・ザン



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