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イェン・トゥ春祭り 開会

旧暦1月10日にあたる2月7日、クアンニン省ウオンビ市にあるチュック・ラム・イェン・トゥ文化センターで、イェン・トゥ寺の春祭りの開会式が開催されました。

イェン・トゥ春祭りの開会式には鐘を鳴らす儀式、供物の奉納、国の安泰と国民の平和を祈るなどの儀式が含まれています。祭りのハイライトは、これまでで最大規模となる神輿(みこし)の行列で、ウオンビ市の各地から11の神輿隊が参加したとのことです。

開会初日には、地元住民や観光客が多数訪れ、参拝や見学を楽しみました。クアンニン省のベトナム仏教教会のティック・ダオ・ヒエン副会長は次のように述べました。

(テープ)

「今年のイェン・トゥ春祭りでは、ウオンビ市の各地から奉納される供物をチャン・ニャン・トン王に捧げる伝統的な儀式が復活されました。これらの供物は、地元の住民によって作られた特産品であり、チャン・ニャン・トン王に対する敬意を込めて奉納されます」

毎年1月10日に開催されるイェン・トゥ春祭りは、ベトナムの美しい習慣となり、「水を飲むとき、その源を思い出す」という精神を深く表わすものです。この祭りはクアンニン省で最も大きな春祭りであり、3ヶ月間にわたって行われ、国内外の観光客にも見逃すことができないものとなっています。

(VOVWORLD)


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