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アメリカ議会 ベトナムとの関係を新たな発展段階に押し上げる意向

8日午後、ハノイで、アメリカ議員代表団のベトナム訪問にあたり、記者会見が行われました。

席上、同代表団の団長を務めるジェフ・マークリー上院議員は戦争後遺症を克服するという使命を持って、同代表団は地雷・不発弾が多く残っている地方や枯葉剤・ダイオキシンによる深刻な被害を受けた地方の各レベルの行政当局と会合を行い、ダイオキシン汚染土壌の除染や地雷・不発弾の除去、戦争中、行方不明となった軍人の捜索、戦没者の身元特定について協議し、枯葉剤被害時の援助を促進していくと強調しました。

(テープ)

「ベトナムを訪れ、2つの使命を持っています。第1は戦争後遺症の克服です。現在、アメリカとベトナムは両国民の利益のために、お互いに重要なパートナーとなっていることを喜んでいます。第2は貿易・投資、気候変動対応、安全保障などの分野における協力関係を強化するチャンスを探ることです。今回、気候変動によって深刻な影響を受けているメコンデルタを視察します。両国には協力を強化する潜在力が大きいと確信しています。ベトナムとの関係の緊密化は私たちにとって重要な意義があります」

一方、クリス・ヴァン・ホレン上院議員はアメリカ議会はドンナイ省のビエンホア空港のダイオキシン汚染土壌の除染プロジェクトに3億ドルを拠出すると明らかにしました。ホレン氏は次のように述べました。

(テープ)

「当代表団はこの10年間、両国の包括的パートナーシップは様々な成果を収めたと確信し、これらの成果を活用していく意向があります。両国の協力は貿易や安全保障など多くの分野で促進されています。両国関係を早期に格上げすることは重要な意義があります。両国議会は共通の繁栄に向け、我々の計画を支持すると期待しています」

(VOVWORLD) 


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