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アメリカ、ベトナムとの協力を促進していきたい意向がある

(VOVWORLD) - アメリカ国務省のデレク・チョレットは、「ベトナムはアメリカの重要なパートナーであり、ベトナムとの協力が両国関係の格上げに役立つことが期待されている」と強調しました。

「インド・太平洋地域の平和・安定・協力・発展のために、ベトナムを含めASEAN=東南アジア諸国連合、および、ほかのパートナーとの連携を促進していきたい意向がある」。これは、4月1日夜、ハノイで行われた記者会見で、アメリカ国務省のデレク・チョレット顧問が強調したものです。

チョレット顧問は、「ベトナムの各省庁・部門の代表との会合で、双方は経済・貿易、国防、気候変動への対応、新型コロナウイルス感染症予防対策など多分野における両国間の協力関係とその強化策について協議した」と明らかにし、次のように述べています。

(テープ)

「アメリカ側は新型コロナとの闘いにおいて、ベトナムを支援して嬉しいです。我々はベトナムに3600万回分のワクチンを支援しています。ベトナムを含め各国がパンデミックを乗り越えることは世界の共通の利益であると認識しています。そのため、新型コロナ収束後も、医療や、経済、クリーンエネルギー、気候変動への対応、サプラインチェーンの確保などの分野で、ベトナムを支援していきます。これは、昨年10月に行われた東アジアサミットでバイデン大統領が発表したインド・太平洋経済連携の枠組みに盛り込まれています。これは相手国との経済関係を深化させるためのアメリカの努力であり、アメリカとベトナムが互いの繁栄を達成するためのものでもあります。」       

このように語ったチョレット顧問は、「ベトナムはアメリカの重要なパートナーであり、ベトナムとの協力が両国関係の格上げに役立つことが期待されている」と強調しました。また、「アメリカは国際法の尊重を基礎に、ベトナム東部海域での安全保障と航行の自由・安全を確保するため、パートナーと連携していく」と確認しました。


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