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アジア発アメリカ向け海上コンテナ輸送量 ベトナムが第2位

(VOVWORLD) - AmCham=在ベトナムアメリカ商工会議所の最新の統計によりますと、アジア発アメリカ向け海上コンテナ輸送量でベトナムは2位に立っているとしています。

交通運輸省傘下の海運局によりますと、ベトナムは近代的な港湾インフラシステムを整備することにより、海運サービスの質が向上し、アジア域内で競争力が高まっているということです。世界の多くのメガターミナルオペレーターと海運会社がベトナムにおける港湾の建設と運営活動に参加しています。

例として、シンガポールに本部を置く世界最大の港湾運営会社PSAインターナショナルによるSP-PSAターミナル、デンマーク海運最大手マースクグループのターミナル運営会社APMTによるCMITターミナル、香港の大手ターミナルオペレーター「ハチソン・ポート・ホールディングス(HPH)」によるSITVターミナルなどです。これらのターミナルは南部バリア・ブンタウ省にあります。また、日本の商船三井株式会社や日本郵船株式会社、中国・台湾のワン・ハイ・ラインズなどもベトナムの多くのターミナルへの投資と開発を進めています。

現在、ベトナムはアメリカ大陸を結ぶ25本の航路とヨーロッパを結ぶ3本の航路のほか、アジア各国を結ぶ100本以上の航路を運営し、アジア地域で最も多くの航路を運営している3か国の一つです。ベトナムの海運力も高く評価されています。


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