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この4か月の外国直接投資額 89億ドルに達する

件数の急増は外国の中小企業がベトナムへの投資を進めていることを示しています。

計画投資省外国投資局が発表した最新情報によりますと、4月20日現在、年初からのFDI外国直接投資額は約89億ドルに達しています。世界中のどこで企業活動を行っても最低15%の法人税が課されるというグローバルミニマム課税(最低税率課税)の導入に向けた取り組みが世界の多くの国で進んでいる中で、ベトナムへの外国直接投資が増加し続けていることは前向きな兆しであるとしています。

また、この4か月、外国直接投資は18の分野に投入されており、その中で、製造業への投資額は投資総額の57.8%を占める51億ドルにのぼり、最高となっています。それに次ぐのは財政、銀行、不動産の分野です。

そして、この4か月ベトナムに投資している77の国と地域の中で、シンガポールは総額22億ドルの投資を行い、トップにたっています。日本と中国は2位と3位に立っています。

外国直接投資を受ける地方別にみると、ハノイへの投資額は11億ドルと全国最高であり、それに次ぐのは北部バクザン省と、ホーチミン市であるとしています。

さらに、新規の投資プロジェクト件数は750件で、その投資額は41億ドルを超えています。件数の急増は外国の中小企業がベトナムへの投資を進めていることを示しています。

(VOVWORLD) 


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