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『ベトナムAI経済2025』レポートの発表式典 開催

12日午前、ハノイで、国家イノベーションセンターは、JICA=国際協力機構ベトナム事務所およびボストン コンサルティング グループ(BCG)と協力し、『ベトナムAI経済2025』レポートの発表式典を開催しました。

開会式で発言に立った国家イノベーションセンターのブー・クオック・フイセンター長は「第4次産業革命が経済構造の変化に向けた戦略的技術の突破口によって急速に進んでいる背景の中で、極めて重要な転換期に入っている」と強調しました。その中で、AI人工知能は、この革命の中心的な原動力として浮上しているとしています。2030年までに、AIは世界経済に5兆ドル相当の価値をもたらすと予測されています。フイセンター長は、このように語りました。

(テープ)
「この歴史的な機会を前にして、ベトナムはこの重要分野に参加するだけでなく、確固たる地位を設立する強い決意を示しています。そのために、各国や経済圏、世界有数のテクノロジー企業との幅広い協力を積極的に推進しています。この目標を実現するため、国家イノベーションセンターはJICAと協力し、『ベトナムAI経済2025』レポートを作成しました。このレポートは、ベトナムにおけるAI経済の全体像を示す初の資料であり、AI発展に向けた国際的な経験や教訓を提供するとともに、AI経済の発展に向けた主要な柱を提案しています。」
また、ボストン・コンサルティング・グループ・ベトナム(BCG)のアルノー・ジノランマネージングディレクターは次のように語りました。
(テープ)
「AIは、ベトナムにおける持続可能な経済成長を促進する原動力となることが期待されており、2040年までにAI経済の規模は1200億〜1300億ドルに達すると予測されています。ベトナムはAI経済の発展に貢献できる質の高い技術人材を擁しており、質の高い統合型AIエコシステムを構築することができます」

(VOVWORLD)


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