会議で、各代表から多くの意見が寄せられたのち、トー・ラム書記長は、党と国家の腐敗・浪費防止の取り組みは、近年、全政治システムで推進されていると強調しました。これにより、経済社会の発展を阻害することなく、腐敗や浪費の根絶を目指すとしています。今後について、書記長は「腐敗・浪費防止を、厳格かつ粘り強く、“聖域、例外なき取り組み”として進める必要がある」と述べました。
(テープ)
「第一に、腐敗や浪費防止対策は、国益、民族の利益を最優先に据え、党と政治システムを清廉で強固なものとし、真に廉潔で国民に奉仕する体制を築き、国家発展を後押しすることが求められます」
さらに、トー・ラム書記長は、防止対策を「処理」から「予防」へと大きく転換し、予防を中心に据える必要性を指摘しました。また、党基層組織の戦闘力と国民による監視を発揮し、「申請・許可」型の仕組みを徹底的に廃し、幹部の資産申告や公開を実質的に進めるべきであるとの見解を述べました。
(VOVWORLD)