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「民謡クアンホの発祥地に帰ろう」フェスティバル2023が行われる

(VOVWORLD) - 25日夜、北部バクニン省でバクニン市で、「民謡クアンホの発祥地であるバクニン省に帰ろう」と題するフェスティバル2023の開幕式と地元の3つの遺物が国宝として認定された決定書の受領式が行われました。

式典でバクニン省人民委員会のグエン・フオン・ザン委員長は「「民謡クアンホの発祥地に帰ろう」フェスティバル2023は地元の大規模な文化祭であり、30あまりの文化、スポーツ、観光活動が含まれ、全国の各民族との文化的価値を繋ぐ架け橋としての役割を持ち、バクニン省で行なわれるユニークな行事であると明らかにしました。

2月24日から28日にかけて行なわれる民謡クアンホフェスティバルでは、ユネスコ国連科学教育文化機関の無形文化遺産があり、北部バクニン省の民謡クアンホ、フート省のハットスアン、ベトナム北中部ゲアン省のビザム民謡、フエ宮廷音楽ニャーニャック、中部高原地帯テイグエン地方のドラとシンバルの演奏空間、中部クアンナム省の伝統民謡バイチョイ、南部の伝統民謡ドンカータイトゥなどが紹介されました。ザン委員長は次のように語りました。

(テープ) 

「同フェスティバルを大規模な文化・観光イベントに発展させ、民族の文化価値を基礎に地元の文化・観光商品の開発を目指します。また、交流活動の促進を通じて、国内各地の文化遺産と繋ぐチャンスをつくり、結束、協力、発展の精神を発揮したい意向があります」

開幕式で「遺産の発祥地・精華とアイデンティティ」と題する文芸公演が開催され、バクニン省をはじめ、国内各地の芸能人、俳優およそ1千人が参加しました。この機に、チャン・ホン・ハ副首相はバクニン省に地元の3つの遺物が国宝として認定された決定書を渡しました。

これらの遺物は1648年に造られたティンル寺の石碑、1449年に造られたクンキエム寺の観音菩薩立像、ナムホン王立博物館で保存されている紀元前3、2世紀に造られたドンソン文化の銅鼓です。


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