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「ベトナム経済、発展傾向にある」=フック首相

 12日午前、ハノイで、ハノイ市証券取引所が伝統的旧正月テト後、初取引の開始を告げるドラを鳴らす式典を行い、グエン・スアン・フック首相がドラを鳴らしました。

式典で、フック首相は財政省と関係各機関に対し、証券市場に関する法的枠組みの充実、中でも証券法の改正を進め、今年中に、国会へ提出するよう求めました。また、投資家の保護を強化すると同時に2011年から2020年期の証券市場発展戦略を精力的に実施し、2030年までのビジョンを提案する必要があるとしています。フック首相は次のように語りました。

「政府は投資経営環境の改善を継続するとともに、マクロ経済の安定化、成長モデルの刷新を堅持し、民間経済セクターを経済発展の重要な原動力の1つと見なしています。ですから、今後、証券市場の持続可能な発展やその役割の発揮、経済の透明性の向上は重要な課題となります。証券部門に対し、政府が打ち出した『綱紀、清廉、行動、創造、効果』という方針を掲げ、問題点を克服した上で、考え方とやり方を変更し、証券市場の質的向上と持続可能な発展に尽力するよう要請します。」

同日午前、ホーチミン市証券取引所もテト明けの初取引を開始しました。
ソース:VOV

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