ニュース

「ベトナムの2020年のASEAN議長国を務める任期」のセミナー

セミナーでは、ASEANの中核的な役割と団結の強化措置や、2020年のASEAN議長国としてのベトナムが集中すべき問題などが討議されました。

8日、ハノイで、ベトナムの外交学院、及び、アメリカのアジア太平洋安全保障研究センターの連携で、「ベトナムの2020年のASEAN議長国を務める任期・優先事項」に関するセミナーが行われました。セミナーでは、ASEANの中核的な役割と団結の強化措置や、2020年のASEAN議長国としてベトナムが集中すべき問題などが討議されました。

開幕式で発言に立った外交学院のグエン・ブ・トウン准教授は「世界と地域情勢が複雑に推移している背景の中で、ASEANの輪番議長国への任務は、試練をどのように解消し、チャンスを掴むとともに、全ての加盟諸国と連携して、ASEANの発展事業の為に貢献しなければならないことである」と強調しました。

一方、ベトナム外務省所属ASEAN局のブ・ホー局長は「ASEANは、常にベトナムの外交政策の中で最優先事項の一つである」と明らかにし、次のように語りました。

「現在はASEANが前の方向へ進む時期です。ベトナムがASEANの議長国を務める2020年は、ベトナムのASEAN加盟25周年を記念する年となります。これは、ベトナムが強固なASEAN共同体作りを促すための良いチャンスであるだけでなく、ベトナムにとってASEAN内の団結強化、威信向上などを目指すための任務でもあります。」
ソース:VOV

top