会議にはシンガポールのリー・シェンロン首相やタイのプラユット・チャンオチャ首相などアジア諸国の多くの政府首脳が参加しています。ベトナムからはファム・ビン・ミン副首相率いる代表団が臨みました。

27日までの2日間で行われる本会議は「分断された世界をつなぐ、アジアの新たな役割」をテーマにし、シンガポールのリー・シェンロン首相、ベトナムのファム・ビン・ミン副首相、マレーシアのイスマイル・サブリ・ビン・ヤアコブ首相らが登壇し、「それぞれの国家の役割の発揮や試練解決のための協力の強化」について講演する予定です。

なお、国際交流会議「アジアの未来」は、アジア大洋州地域の各界のリーダーらが域内のさまざまな問題や世界の中でのアジアの役割などについて率直に意見を交換し合う国際会議です。1995年から開催しており(2020年は新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受け中止)、毎年アジア各国・地域の首脳や日本の歴代首相らが登壇し、アジアの未来へ向けたメッセージを発信してきました 。