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WB:ベトナムRCEPの中で、最も高い収入がある国となる

ベトナムの2020~35年の平均関税率は、ベトナムが課す関税が0.8%から0.2%に引き下げられるとの予測を出しました。

14日、外国投資に関するコンサルタント会社である Dezan Shira & Associates 社のウェブサイト「vietnam-briefing.com」はWB世界銀行の最新のリポートを引用し、その中で、ベトナムを含めRCEP=地域的な包括的経済連携協定が加盟国に与える経済的な影響について分析しました。

リポートによりますと、ベトナムの2020~35年の平均関税率は、ベトナムが課す関税が0.8%から0.2%に引き下げられるとの予測を出しました。その一方、ベトナムに課する輸入税率が0.6%から0.1%に引き下げられます。最も楽観的なシナリオでは、ベトナムはRCEP加盟諸国の中で、最も高い収入がある国となるということです。

また、WBによりますと、RCEP措置が適用されないことを想定したシナリオでは、2020年から2035年にかけての期間にベトナムの収入は2.1倍に増加し、輸出額と輸入額はそれぞれ2.6倍、2.3倍に増加すると予想されています。一方、RCEP措置の適用を想定したシナリオでは、2020年から2035年にかけての期間にベトナムの収入は2.2倍に増加し、輸出額と輸入額はそれぞれ2.8倍、2.6倍に増加すると予想され、これはRCEP協定の加盟国の中で最も大きい増加幅となる見通しです。

ソース:VOV


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