このほど、アメリカのニュース雑誌「タイム(Time)」が発表した「世界で最も影響力がある企業トップ100」の2024年版に、ベトナムの地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ傘下の電気自動車メーカーであるビンファスト(VinFast)が選出されました。
ベトナムの自動車メーカーが選ばれたのは今回が初めてです。
タイム誌は、ビンファストがわずか2年足らずの間に、北部ホン河デルタのハイフォン市にEV工場の建設を完了させ、操業開始したことや、ビンファストオート(VinFast Auto=VFS)株がアメリカのナスダック証券取引所(NASDAQ)上場から2週間で7倍に高騰したことなどを紹介しました。なお、同社は現在、アメリカやインドネシア、インドで工場建設を進めているとしています。
2024年をめどに、ビンファストは世界50か国に経営事業を拡大し、その中で北米や、ヨーロッパ、アジア諸国の主要な市場に重点を置く予定です。
(VOVWORLD)