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UNESCO副事務局長:ベトナムはUNESCOと加盟国との効果的な協力モデル

10月7日、トー・ラム党書記長・国家主席がフランス・パリのUNESCO=国連教育科学文化機関の本部を訪れ、同機関の事務局長と会見することに関し、同機関のシン・クー副局長は「トー・ラム党書記長・国家主席の訪問は双方関係における歴史的な節目となる。また、これはベトナムとUNESCOとの良好な協力関係をさらに強化するためのチャンスである」と強調しました。

シン・クー氏によりますと、ベトナムは1976年にUNESCOに加盟してから、UNESCOとの効果的な協力、およびUNESCOとの関係の強化に絶えず取り組んでいる手本となっています。また、ベトナムは新たな世界情勢におけるUNESCOの役割と地位の向上を目指し、適切なアイディアを提出するUNESCOの信頼できるパートナーであるとしています。

また、シン・クー氏は今後、DX=デジタル・トランスフォーメーション、気候変動対応、持続可能な資源の利用を中心にベトナムとの協力を促進したい意向があると明らかにしました。さらに、国家レベルの文化管理に関する政策や規定の整備でベトナムを支援するとともに、女性と青年の自主性の向上や公正で質の高い教育の確保を促進すると強調しました。

さらに、新たな情勢における天然資源と環境の持続可能な管理に役立つ科学的知識の発揮や人間と生物圏計画、ベトナムの実質ゼロ排出目標の遂行の促進でベトナムと協力すると表明しました。

(VOVWORLD) 


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