(VOVWORLD) - 12日、シンガポールの日刊経済紙「ビジネス・タイムズ」は経済専門家の評価を引用し、今年、ベトナム経済が力強く回復していると伝えました。
マシューズ・アジア株式ファンドのJohn Paul Lech社長は、ベトナムは「フロンティアマーケット」のスターである。今年上半期、対ベトナムFDI＝外国直接投資額は101億ドルに上った、と明らかにしました。一方、東南アジア最大の事業規模を持つ総合金融機関であるシンガポールのDBS銀行の経済専門家Chua Han Teng氏によりますと、今年のベトナムのGDP＝国内総生産の伸び率は7%に達する見通しで、サービス業は力強く成長するとしています。また、ベトナムはICT情報通信技術製品の輸出を促進しており、シェア拡大の可能性があるとしています。こうした中、UOB＝シンガポール系ユナイテッド・オーバーシーズ銀行は、ベトナムの2022年におけるGDP成長率予想を以前の予想値である+6.5％から+7.0％に引き上げました。これは2022年第2四半期の経済成長率が7.7％に達し、2011年以降で最も高い成長率を記録したことを基に算出されたとしています。