13/06/2021 22:39 GMT+7 print

ムノン族の文化を守るムリエン村

ダック・ラック省ラック県ダック・リエン集落ムリエン村は、中央高地の伝統的な有形および無形の文化的価値を今でも保持している珍しい村の一つです。ラック湖のほとりにあるムリエン村に来ると、手付かずの中央高地とムノン族の伝統的な文化的価値を感じることができます。

ムリエンはエデ族と交流するムノン族の伝統的な居住地を今も維持している大規模で素敵な村です。住宅は長い高床式の家で、広い土地に集中して分布し、大きな竹の茂みに囲まれ、自然林、スゲが植えられた沼地、畑、水田、古い木々、伝統的な給水所があります。

村の人々は今でも伝統的な手工芸、習慣、風習、ダック・ラック高原の湿地の典型的な暮らし方をしています。様々な変化を経て、今では村には象のいる家はありませんが、小川、川、給水所、水浴び場のある村の生活空間は今でも損なわれていません。

毎年恒例の民俗文化の祭りはゴング文化、母系文化、叙事詩文化、多種多様な料理文化を完全に反映し、村の伝統文化の保存と促進の基準に合致しています。ムノン族の祭りでゴングを演奏するための厳粛な場所になる長さ20m、幅1mを超えるKpan椅子、また多くの古いゴングや壺、2頭の大きな水牛の革で作られた太鼓、象の皮の太鼓は今でも保存している家がたくさんあります。



ムリエン村への道に横たわる美しい畑。


ムリエン村の伝統的なムノン族の長い高床式の家。


高床式の家に架かる木製の階段。


ムノン族の伝統的な高床式の家に見られる竹の柱とトラス構造の屋根。


葉の屋根、木で編んだ壁などの古代の特徴がほとんど残っている高床式の家。


高床式の床の周りの境界線として使われているごつごつした木の棒。


古いガジュマルの木は、ムリエンの村人にとって神聖なものと見なされている。村の祭りや家族が重要な仕事をするたびに、村の長老、村の長、家の主は穏やかな雨、暖かくて幸せな村の生活のために祈る儀式を行う。


今でも主に伝統的な高床式の家に住んでいるムノン族の人々。


ラック湖に近く、釣りの仕事もする人々。


学校が終わってから両親の手伝いをするムノン族の少年。


ムリエン村に8セット残っている100~200年前の古いゴング。


ゴングの保護、民謡保存、ムノン族の民話の収集、
村の民芸チームを構築するために専門的なクラスを開催するダック・ラック文化スポーツ観光局。



その結果、現在、ムリエン村には3つのゴングチーム(伝統的なチーム1つ、青少年チーム2つ)と子供のチームがある。

中央高地の先住民文化の探索を愛する多くの外国人観光客を魅了するムリエン村の手つかずの美しさ。
 

ムリエン村には106世帯、560人が住んでいて、そのうち103世帯はムノン・ラム族です。ムリエン村は、文化体育観光部によって国家レベルの歴史的および文化的遺跡と認定された風光明媚なラック湖の観光ルートに位置しています。

ラック湖の風光明媚なエリアには、山の頂上にある雄大な古代コニアの木の下にはバオダイ王の象狩りの休憩所もあります。山の麓にはドン村、クロン・ボン、クロン・アン、クガーなどの他の観光地とともに、省の観光産業によって投資されて観光村のジュン村があります。

特に、ムリエン村には古いゴング、水牛の皮の太鼓、壺、K’panの椅子などを今でも保管している家がたくさんあります。例えば、Y Dlum Tehさん(86歳)の家族は今でも古代のゴングセットを持っています。村の祭りや家族の親戚にとって重要な休日には、人々に奉仕するためにゴングセットを持って行きます。ゴングは何世代にもわたって家族の神聖な物であるため、それを慎重に保管し、絶対に売らないよう子供たちに言い伝えています。

Y Dlum氏の家族の古いゴングセットに加えて、村には100~200年前の古代ゴングが8セットあります。ムリエン村は2011年に文化スポーツ観光局からゴング1セットが授与され、ゴングの文化的空間を保存するために選ばれたラック県の6つの村の1つです。2017年、省人民委員会は、共同体の観光開発に役立つムリエン村を含む、ダック・ラック省の少数民族共同体の10の伝統的な村を建設するプロジェクトを承認しました。


文と撮影:カイン・ロン-コン・ダット