18/12/2020 09:36 GMT+7 print

”Hoa Tien Brocade”ブランドのブロケード織り

ホアティエン村は100年以上にわたりゲアン省におけるタイ民族の最も歴史があり、最も有名なブロケード刺繍、紡績の村と呼ばれています。最初は家庭用の生地を織るだけでしたが、今ではホアティエン村のブロケード織り製品は様々なデザインに改良され、国内外のお客様に”Hoa Tien Brocade”のブランド名で知られています。

”Hoa Tien Brocade”ブランドのオーナーであるサム・ティ・ティンさんは、タイ族の人々はブロケードを日常生活、特に村の祭りや結婚という幸せな日に欠かせない物だと考えていると述べました。タイ族のすべての女の子は母親から生地を織ることを教えられています。桑の栽培、蚕の飼育、製糸、紡績、刺繍などの仕事に熟練していることは大人の証しとなります。彼女たちはよく自分自身と家族のためにドレス、ブランケット、クッション、まくらカバーなどを自らの手で作ります。

「以前は、ホアティエン村の生地はただ単に村の人々が使用するためだけに作られていると思っていました。しかし後から、これらは少数民族のブロケードを愛する多くの人々が使用したいと思って購入する、文化的価値が高いものだということに気づきました。そのニーズを捉え、2015年、実用性が高い製品を作り、ホアティエン村のブロケード商品を市場に売り出そうと試みました。」とサム・ティ・ティンさんは語りました。



ホアティエン村のタイ族の女性のように布を織り、自分と家族のために製品を作るサム・ティ・ティンさん
撮影:チャン・タイン・ザン



”Hoa Tien Brocade”の製品をお客様に紹介するサム・ティ・ティンさん
撮影:チャン・タイン・ザン



自然の材料は女性の巧みな手により製品に模様と色彩を作り出す。
撮影:チャン・タイン・ザン



”Hoa Tien Brocade”は多くの人々が染色プロセスを学ぶワークショップを定期的に開催
撮影:チャン・タイン・ザン



天然の果物の木から色をつけ模様を作成するプロセスを学ぶ”Hoa Tien Brocade”主催のワークショップ参加者
撮影:チャン・タイン・ザン



針縫いの製品に丁寧に縫い付けられるホアティエン・ブロケード生地製品
撮影:チャン・タイン・ザン



手作業で慎重に刺繍される模様
撮影:チャン・タイン・ザン

 
糸と綿の材料はホアティエン村の人々が地元で桑の木を植え、蚕を育て、綿を植えて生産しています。糸を作った後、生地を織り、生産者の好みやお客様の要望に応じて模様や色を作ります。

”Hoa Tien Brocade”の製品で使われている模様は日常生活に関連する花や木のモチーフ、またタイ族の風習で幸福と健康をもたらすと言われている虎、鹿、象などの動物です。製品の価値を決定するのは模様を作る技術にあります。模様を作り出すには様々な手法が必要で、ある模様は完成までに一日しかかかりませんが、ある模様は丸1か月もかかります。さらに生地の損傷を防ぎ、やり直す時間がかからないように作業をする人は気配りと細心の注意を払う必要があります。

”Hoa Tien Brocade”の製品は模様の作成に加えて、ユーザーが安全に使用できるように天然由来の顔料で染められています。染色材料は果樹や根で、例えば黄色はターメリックとガーデニアの根、緑色はアーモンドとお茶の葉、グレーはグアバの葉、紫色はローズウッドの木、黒色は藍の葉などである。染色時間はそれぞれの製品によって違い、最長は藍染めで藍の色素インディゴに20~25回浸して干すので染色に15日間かかります。 

”Hoa Tien Brocade”ブランドのオーナーであるサム・ティ・ティンさんは創造性と巧みな手と細心の注意を払って、一枚35万~80万ドンのスカーフ、一つ20万~60万ドンのバック、一枚200万~500万ドンのブランケット、一足25万~40万ドンの靴、一着50万~100万ドンの服などの多くの製品を発売しました。

現在、”Hoa Tien Brocade”ブランドのブロケード製品はハノイ、ホーチミン市、ホイアン市、フエ市、サパなど多くの都市で販売され、ドイツ、アメリカ、フランス、カナダ、日本など、いくつかの国際市場に輸出されています。

 
マーケットで人気のある”Hoa Tien Brocade”ブランドの製品をご紹介しましょう。





















 
文:ガン・ハー
撮影:チャン・タイン・ザント資料