(VOVWORLD) - 10日、ハノイでUNDP=国連開発計画ベトナム事務所はベトナムの各省・市における「統治・行政・管理効果指数(PAPI)」の2021年版調査結果を発表しました。
発表式典でUNDPベトナム事務所のカイトリン・ヴィーゼン所長はPAPI調査の目標は政府の能力、公開性・透明性の向上、公共部門の国民に対する説明責任、行政手続き、人権擁護に関するアジェンダの実施の促進にある。これらの課題は2021年~2030年期のベトナムの社会経済開発戦略に盛り込まれ、2030年までに17の持続可能な開発目標を達成するための基本的な基盤となっていると明らかにしました。
また、PAPIの2021年版調査結果には行政管理の効果と国民の参加度合いに対する新型コロナウイルス感染症の影響が反映された。本調査結果はベトナムの2022年の法律制定に役立つとしています。
なお、2020年と比較して、30の省と市は公共サービスの提供や環境ガバナンス、電子ガバナンス指数が上昇したことが分かりました。
また、PAPIが最も高いのは中部トゥアティエン・フエ省、北中部タインホア省、南部ビンズオン省です。